喫煙スペースの廃止
社用車における喫煙対策は?
社用車は完全禁煙であり、違反車には厳罰を。 車内での禁煙はもちろん、喫煙後の肺に残ったタバコ粒子が呼気に排出される4分以内に車内に入ることも禁止。 車内で喫煙するとタバコの粒子状成分(タールの微粒子)がエアコン、シート、天井に付着し、長期間にわたって有害なガス状物質を放出し続けます。 この現象を三次喫煙といいます。消臭剤は気休めに過ぎません。 非喫煙者も使用する社用車は「厳格に禁煙」せねばなりません。 そのために、灰皿を撤去、目立つ場所に「禁煙」と掲示をしてください。 ...
「敷地内禁煙にすると応募者が減る。関係会社のためにも屋外喫煙所は残すべき」という主張への対策は?
小学生のころから喫煙防止教育を受けてきた若者には、職場がタバコ臭くないことはアピールポイントです。 逆に、タバコに甘い企業は敬遠される時代になりました。 2015年に敷地内禁煙を実施したリコーでは、高専出身の若者が多数応募、ジヤトコでは季節工の応募に全く影響がなかったことが示されています。 関連する禁煙応援動画 ・禁煙応援動画_敷地内禁煙の進め方
喫煙後の臭い対策として「エアーシャワー」を導入してほしいという要望があります。エアシャワーで有害物質は除去できますか?
タバコから発生する微小粒子状物質(PM2.5)はタール=油滴であり、 衣服や毛髪に付着した場合、土埃とは異なり、エアシャワーでは除去することは不可能です。 そのため、シャワー浴びても全く効果はありません。
「喫煙室は廃止。ただし電子タバコのみ可のリフレッシュルームを当面設置」は有効でしょうか。
加熱式タバコ専用室を設置することのデメリット 安全ではない加熱式タバコへの誘導となること 加熱式タバコへの依存を断ち切るきっかけを失わせること 勤務中のタバコ離席による5つの不利益が発生すること 加熱式タバコ・電子タバコ可能な部屋を用意することは、それへの切り替えを促すことになります。 加熱式も電子タバコもベタベタした有機溶剤(グリセリン)が使われています。 経口的には無害ですが、エアロゾルとして肺に吸入することの有害性は検証されておりません。 ...